カイギュウランドたかさと(2010.2.26)

日本で発見されたカイギュウ化石の大半は北海道なのですが、福島県の喜多方市から中新世の古いタイプのカイギュウ化石が見つかっています。分類的にはヌマタカイギュウと同じDusisiren属の Dusisiren takasatensis(アイヅタカサトカイギュウ)といいます。タカサトというのは発見地が当時高郷村だったことに由来します。このときはタカサトカイギュウのレプリカ製作を依頼されていたものを納品に行ったのでした。
タカサトカイギュウは福島県の天然記念物です。レプリカを造るに当たって福島県立博物館に申請を出したことを覚えています。ほぼ完全な頭骨と前腕部(橈骨+尺骨)、肩甲骨、胸椎の4つの部位をそれぞれ4点ずつ造りました。そのうち1点は着色をしているのですが、このときは天然記念物と言うことから責任重大なので私が色塗りを担当しました。本当は化石館のレプリカスタッフの方がずっと上手なのですが・・・
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もとは高郷村の郷土資料館で化石の作業や展示を行っていたのですが、この年(2010年)に使わなくなった学校を改装して「カイギュウランドたかさと」として新たにオープンするに当たりメインの展示物としてレプリカを製作をしたのでした。展示室には古い校舎の名残が残っていました。そして、高郷村時代から行われていた「化石まつり」の記念すべき第1回のポスターが残されていました。記念講演はなんと我が恩師!北海道教育大学の木村方一教授だったようです。このポスターを見たことさえほぼ忘れていました。
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おまけ
福島県はウルトラマンの生みの親である円谷英二氏の故郷です。ということで、福島空港にウルトラマンの展示がありました。平成20年の設置ですから、このときは2年経過していたことになりますね。今もあるのでしょうか。
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